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2020/10/05ニホンドウ漢方ブティック

今月のちょこっと養生コラム ~十月~ 食養生②

こんにちは。猛暑の夏が過ぎました。
10/8寒露(秋が深まり野草に冷たい露が結ぶ)が過ぎると北海道ではそろそろ吐く息が白くなり、朝晩は急激に寒くなります。

今月は食養生についての続きです。

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時間に追われ、日々忙しく生きる私達は、食事にかける時間が短いことがほとんどです。
パンやパスタ、やわらかい食べ物が増えるなどして食生活が変化し、現代人は「噛むこと」が減りつつあります。
また、スマホやTVを見ながらの"ながらぐい"は心がここにありませんので満腹感を得にくく肥満にもつながります。

心の安定に欠かせない脳内物質に"※セロトニン"がありますが、その分泌を促す方法の一つとして、「噛むこと」があります。
一定のリズムで同じ動きを繰りかえす運動を「リズム運動」といい、セロトニン神経はこのような運動で活性化されることがわかっています。そして、リズム運動の中でも最も手軽なのが、咀嚼=噛むことなのです。

"よく噛むことで期待できる効果"
⚪︎全ての信号は脳にありますが、噛むことによって脳の様々な神経が動き出します。それによって血流量を増やし、脳の機能を活性化します。
⚪︎よく噛むことで唾液が沢山でますが、唾液には殺菌力などの身体に良い効果がたくさんあります。そして消化酵素を含む唾液と食物を混ぜ合わせることで胃腸の消化機能を助けます。
⚪︎唾液が多量に分泌されると、血糖値が早く上がります。その結果、満腹中枢に働いて空腹感が満たされ、肥満や糖尿病の予防にもなります。

"何をどのくらい食べたら良い?" 人間の歯は、穀物を食べる臼歯が20本 野菜や果物を食べる門歯が8本 肉や魚を食べる犬歯が4本ですので、「割合にすると5:2:1」 『穀物・野菜果物・魚や肉』を『5:2:1』にしてみましょう。
これだとタンパク質が足りないような気がします。
卵を日に1〜2個程度プラスしたり乳製品を加えるのも良いでしょう。
白米だけでなく、雑穀や豆を加えたり、玄米にするとかみごたえがあるので時間をかけて食事が摂れます。ヨクイニン(はと麦)を加えることもお肌に良いのでこの時期おすすめです。
そして小腹が空いた時におすすめのおやつは、ドライフルーツとナッツ類です。噛みごたえがあるだけでなく、タンパク質や食物繊維、鉄分、ビタミン類、良質な脂肪を摂ることができます。乾燥させた枸杞の実や棗もそのままいただくことが出来ます。赤い食べ物は「血」になってくれるので特に女性に食べていただきたいですね。

9月は"身土不二"と"一物全体"についてお話ししました。その土地で収穫される季節の食物を丸ごと食べることを実践してみましたか?
今の季節は、きのこ類、芋類、大豆、銀杏、カワハギ、サンマ、銀鱈、鮭などが旬です。バランスを考えてシンプルに献立を立ててみてください。

何事も急に完璧にやり過ぎると突然ぷつっと糸が切れたかのように離れたくなるものです。養生は毎日の積み重ねですので、頑張りすぎないでくださいね。

※別名幸せホルモンと呼ばれる脳内ホルモン。脳は緊張やストレスを感じるとセロトニンを分泌し、自律神経のバランスを整えようとします。セロトニンはドーパミンやノルアドレナリンなどの感情的な情報をコントロールし、精神を安定させる働きがあります。


漢方スタイリスト/ヨガ講師 梅村かおり

フォト/千葉卓也


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